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2021.10.21

お家のこと

【アレッタの家づくり】収納スペース、収納計画の考え方

こんにちは、姫路工務店のアレッタ広報担当の前田です。
収納スペースは深く考えずに決めてしまうと、住み始めてから不自由を感じるかもしれません。
そこで今回は、収納スペースについてお話します。

家中のモノをしまえる収納をつくれば、スッキリとするかもしれません。とはいえ、限られた広さの家に必要以上の収納があるということは、その分だけ生活空間が窮屈になってしまうということでもあります。
家族で共有するモノや、個人が持っているモノ。毎日使うモノや、1年のうち特定の時期だけ使うモノ。思いつくモノをリスト化すると、モノをしまう場所や量が見えてきます。このように、家の中にあるモノを書き出してみることをお勧めします。

また、生活動線を考慮することも、収納スペースの配置を考えるときの重要なポイントになります。生活動線に沿って収納スペースを設けることで、効率的に片付けられるようになるからです。たとえば各部屋や玄関からリビングに行くときの動線を考えて、そこに収納スペースを設けると、リビングに入る前に物を収納でき便利です☺

■シューズクローク
最近では、玄関を使いやすくスッキリ見せることのできるウォークインシューズクロークを採用する方が増えました。
ライフスタイルや家族構成にもよりますが、玄関まわりに収納したいものとしては、靴以外に傘やコートなど。べビーカー、子供の三輪車、ゴルフやスポーツ用品、ペット用品なども考えられます。家族構成やライススタイルに適した収納スペースを確保することが大切です。

写真のように、扉を閉めてしまえばすっきりとした玄関に♪

どのような収納スペースをプランニングするにせよ、スペース内の臭いや湿気などの対策も忘れずに検討しておきたいもの。とくに専用のスペースを設ける場合は、換気や通風などにも配慮しておくことが大切ですね。

■造作家具による収納
間取り、ライフスタイルや用途によってミリ単位で設計、施工される造作収納は、家とぴったりと合わさり、無駄なスペースが生まれない機能性と、デザインと質感の揃った部屋の統一感が生み出す美しさが、既製品の置き家具と大きく異なる魅力です。
また壁面に沿って造作された収納は配置する家具が減り、部屋を広く使えて、ジャストサイズの収納家具は隙間なく設置され、掃除がしやすいメリットもあります。

■ウォークインクローゼット
洋服をすべて1ヶ所にまとめて収納できる、広々としたクローゼットには誰でも憧れますよね。
寝室につながるウォークインクローゼットは多くの家に見られる定番の収納スペースです。
ウォークインクローゼットの大事なポイントは収納スペースが十分確保できること、そしてそのうえに不自由なく中で動き回れることです。歩くだけではなく、高い位置のものを降ろしたり、低い位置にある引き出しも、しゃがみながらフルに引き出せるぐらいのスペースは必要です。夫婦別々のスペースがあるのならば、。自分だけのプライベートスペースがつくれるのもうれしいですね。

さらに、トイレや洗面の壁面を利用したニッチ収納もあります。スリッパなどの収納の他、写真などお気に入りの雑貨をディスプレイしたり、実用性とオシャレを兼ね備えたニッチ収納はお薦めです。最近ではお掃除ロボットの収納スペースとしてお造りした例があります。

収納に関しては、生活している様子をイメージすることが大切です。明確なイメージ作りができていると、理想に近い住まいを建てやすくなります(^-^)